【学習塾マナビエ】お子さまの学習に役立つ情報配信 2023.04①
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お子さまの学習に役立つ情報配信 2023.04①
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こんにちは。
マナビエの松田です。
今年は桜の満開も例年より少し早かったようですが、今週はあちこちの中学校、高校で入学式、始業式が行われるようです。新年度ということで、気持ちを新たにされているお子様も多いことかと思います。
本日は特に「新入生にとっての4月の過ごし方」について、私の担当教科であ る英語の学習の話を中心に書いてみたいと思います。
まずは中学一年生。小学校でも英語の授業はありましたが、いよいよ「勉強」として英語の学習が本格化するのが中学校からです。
小学校での英語の授業と中学校とでは 何が違うのか。
中学校での英語では、①読む力 ➁書く力が問われます。親御様世代の英語の授業と比べると、「聴く力」「話す力」も重視されるようになったことは間違いありませんが、それでも、例えば神奈川県の公立高校の入試問題50分のうち、リスニング問題の占める時間は約10分であり、残りの40分は「文法、長文、作文問題」が占めるのが現状です。
多くの中学校で6月初めころに行われる「中間試験」でも、リスニングの問題は(学校によって多少の差はあったとしても)約10分、大部分は「単語の読み書き、文章の読み取り、作文など」の力を問う問題になります。
小学校で 楽しく英語に触れていたお子様、とても素晴らしいことです。
中学校でもさらに楽しく学習し、英語を得意教科にしていくためには、まずは、以下のことが必要であると私は考えます。
① 単語の読み、書きが正確に出来ること ➁英語の文章の構造を理解し、正しい文法の型に乗っ取った文章が自在に作れるようになること
① の単語についてですが、中学校3年間で学習する単語の数は実に2021年から1,600語~1,800語と、2012年までの1,200語と比べても格段に増えてきています。単語を覚えることが苦手なお子様は 英語の学習自体に苦手意識を感じやすい傾向がある様に思います。
一方、単語を覚える「コツ」を習得されたお子様は、中2,中3になって、たくさんの単語が出てくる長い文章に出会っても、楽しく読み進めることができます。
中学校でいよいよ、ほぼ毎日、「本格的に」学ぶことになる「英語」という教科を、この先「得意教科」「大好きな教科」にしていくために、まずは「中学生としての、効果的な英語学習法」を身につけましょう。毎日の学校の授業の中で、何が大事なことで、どのようにこれから学習をしていけばよいのか。
まだ授業の進みがそれほど早くはない4月に順調な学習のスタートを切ることで、「中学校の英語の授業」の波に上手く乗りたい所です。
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